戦前は7.5cm表記で真鍮鏡胴であったが戦後に75mm表記のアルミ鏡胴になりました。プリモプランを生産するHugo Meyer社は1895年に創設された老舗レンズメーカーです。
戦後は東ドイツに分断され社名もMeyerOptikとなりその後VEBペンタコン社に統合されました。この個体は戦後タイプのためMeyerOptik表記になっています。設計は5.8cmと同じくポール・シェーファーとシュテファン・ロシュライン。初期エルノスター型から進化したプリモプラン型と呼ばれるレンズ構成を採用しています。
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柔らかい描写と背景の荒々しさが独特なプリモプランらしい描写を生み出しています。柔らかい描写から長らく「駄メイヤー」などと呼ばれてきたがデジタル時代になって再評価が進みました。戦前型と戦後型で大きな設計変更はないがレンズの味付けが変わっています。
これはヒューゴ・メイヤー社のレンズ全般に同じことが言えますが、戦前型は真鍮製で描写はマイルドで趣深い。
後ボケは丸ボケを含むクラシカルなボケで全体的に絵画調。戦後型はシャープネス重視で球面収差を過剰補正しています。
その影響で後ボケにバブルが発生し2線ボケ傾向が強く出てきます。同じメイヤーオプティック社のレンズ「トリオプラン」のバブルボケがネットで話題になり、それ以降バブルボケが出るメイヤー社のレンズが人気になっています。
プリモプラン型の構成のこのレンズの写りは基本的に58mm F1.9と似ているが圧縮効果が得られる分より使いやすくなっています。
花などを撮る際も被写体部分はしっかり写り背景は絵画のマチエールの様に写り、圧縮効果でその2つの要素があいまって一枚の絵のような写りになります。
戦後型はコーティングも施されているため鮮やかな色が再現でき、真骨頂であるほろほろと解けるようなボケも楽しめます。
中望遠レンズ
M42
-
フルサイズをカバー
4群5枚
ゴースト, ふんわり, 虹フレア
ぐるぐるボケ, バブルボケ
-m
15枚
f22
53.9mm
-
247g
ドイツ
-
1371454
※注意事項: -
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戦前は7.5cm表記で真鍮鏡胴であったが戦後に75mm表記のアルミ鏡胴になりました。プリモプランを生産するHugo Meyer社は1895年に創設された老舗レンズメーカーです。
戦後は東ドイツに分断され社名もMeyerOptikとなりその後VEBペンタコン社に統合されました。この個体は戦後タイプのためMeyerOptik表記になっています。設計は5.8cmと同じくポール・シェーファーとシュテファン・ロシュライン。初期エルノスター型から進化したプリモプラン型と呼ばれるレンズ構成を採用しています。
純正フロントキャップ、リアキャップ
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